tokyo_dome

ドームにウェスを見に行ってきました。


今回、某バンドの復活公演にウェスがゲスト出演すると聞き、とりあえず2日目の公演に行って来ました。もちろん、管理人はこのバンドに全く興味もなければ知識もなく、有名な曲もバンドのメンバーの人数さえ知らずに気楽に見に行きました。
会場に着くと、なんというか「夜露死苦」な方々が大挙してドームを取り巻き、中に入ればバーバーなどの「欧米で葬儀に流す定番クラシック」のような曲が流れ、ステージを見ればやたらと豪華な劇団四季のようなセットがあって、とりあえず皆様の期待と注目を集めているという事は、部外者の管理人にもなんとなく理解できました。
さて、初日は色々とトラブルがあったという事でしたが、今回は僅か5分押しで開演し、極めてサクサク進行したと思います。また、MCと空調が若干寒かった以外は、さしたるトラブルもなかったと思います。
個人的に気になったのは、回り舞台に迫り出しの最も凝った演出で「ああ、もしかたらこれが今夜のメインなのかな」と思ったドラムとキーボードのソロで、肝心のドラムの音が(特にシンバルが)シャリシャリに音割れしていた事でした。生音なのにまるでWindows Mediaの再生音みたいなの。また、重要な演出であったと思われるピアノソロですが、チャイコフスキーのソロアレンジ曲で、右手パート高音のメロディーラインが伴奏和音に埋もれて聞き取りにくかった、というか全般的にタッチが粗すぎてこちらもバリバリと音割れを起こしていたのが非常に残念でした。恐らく、PAのサポートは十分だと思うので、あまりブッ叩かずにもう少し優しく弾いてあげるとグランドピアノも映えたかなーと思います。それとも、これってもしかして「マキシムピアノリサイタル」だったのかしら。
置いといて。管理人はとりあえずウェスが目当てだったので、彼の出番にだけ注目していました。ウェスの出番は2度あり、最初はアンコール後にタイアップ開催した、某ゴスロリブランドのファッション・ショーのBGMで、ガンズのギタリストの隣でカオスなギターをプレイしていました。ガンズのギタリストはピンクのタイツでいかにも往年のLAメタルっぽい感じだったのですが、ウェスは黒尽くめに(黒子のつもりかしら)映画「クロウ」の主人公のようなゴスメイクでお洒落な印象でした。
そしてウェスは最後のアンコールにも出演し、腕を振り上げ、白いギターを高く掲げて会場を盛り上げていました。もっとも、会場の日本人のファンの方々は「誰あの変なガイジン超うぜえ」という冷めた反応だったのが少し残念に思えました。
今度はぜひBlack Light Burns単独での、あるいは各種フェスなどでの来日を期待したいと思います。
ウェスのBlack Light Burnsはこちら:
www.myspace.com/blacklightburns
ウェスがブログでライブの報告を書いています。
http://blog.myspace.com/index.cfm
blabbermouthの関連記事です:
http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/

black light burns Black Light Burns


ワシントンポストより。NINのGhostsのミュージックビデオのファンへの安上がりなアウトソーシングについての記事です(違うだろう)NINやRadioheadに続き、R.E.Mまでもがファンにビデオを製作させるのね。
http://www.washingtonpost.com/
NINファンの有志は早速、楽しい腐女子映像をアップしたそうです(おい
http://www.echoingthesound.org/phpbbx/viewtopic.php?t=30894&start=621
NINなどの傑作ミュージックビデオの集大成を収録したDVDマガジンが発売中です。

詳細はこちら:
http://www.nowondvd.net/products/stashmv/index.html


春休みの映画のお薦め。ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの苦悩の生涯を描いた映画、「コントロール」がシネマライズで上映中です。NINやマンソンなどの音楽のルーツでもある彼の音楽と精神にぜひ触れてみてください。
http://control-movie.jp/indexp.html
http://www.myspace.com/joydivision


Joy DivisionJoy Division


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