kraftwerk

クラフトワークの来日公演に行って参りました。


全アルバム完全再現ツアーの一環として、欧米やアジアで好評を博した公演を日本でも開催することになり、全8日間の日程が組まれました。私はベスト盤のMIXの日(15日)を選びましたが、全日程参加する熱心なファンも多かったようです。
まさにすし詰め状態の満員の会場でしたが、幸いにもラルフさん側の前方へ行くことができ(先日のTOOLのアダムさん側と同様にモニタースピーカー前だけど)、またファンによる撮影・録音も自由だったため、客席では多くのスマホやカメラが回っていました。何度かフラッシュも光っていたようです。
ライブがオフ会になっているようなコアなファンの方々にまざって、先日のNo Nukesイベント以来となる彼らのライブの開始を待ちました。ステージには幕に4人のシルエットが投影されています。客電が落ちても、しばらくは闇の中で不穏な電子音が唸り続けました。
やがて、いつものボコーダー声で、ロボット宣言が読み上げられ(なのか?)幕が落とされました。そこにはおなじみのLEDのスタンド4基と、揃いのスーツのメンバーがいました。
先日のNo Nukesで、だいたいのライブの雰囲気はわかっていましたが、これほどメンバーを近くで見られなかったので、彼らの表情がよくわかって感激しました。時折メンバー同士で微笑みあったり、ちょっとしたトラブルにとまどったような表情をうかべたりするのが、ロボットスーツの彼らの唯一の人間らしさが垣間見られたようで、客席の微笑を誘っていました。
前回のNo Nukesでは、メトロポリスでシーケンサがずれ始め、なんとか終了しましたが、今回は放射能で大事なモールスの音がほとんど鳴らないというアクシデントがありました。どうやら、上手側のモニタの音量が不調だったように思われます。
また、マンマシーンで、ラルフの歌とリズムがややずれていたように思えます。そういう無理やりなあらさがしが楽しいくらいに、まさに完璧なライブでした。
時折スーツのひざでリズムをとりながら、客席をチラチラ見ながら、右手を口元にそえて歌うラルフの可愛らしさったらもう、鼻血が出そうでした。(いや、こっちを見てたというよりは、近くにいた美女の集団を見てたんだろうと思うけど)
また、今回はMIXの日だったせいもあり、No Nukesで見たベスト盤的なライブ映像よりもはるかに凝った演出とアレンジが堪能できました。入場時に渡された3Dメガネで、飛び出す音符や錠剤などを手に取るように楽しめました。アレンジも非常に凝っていて、ヨーロッパ特急なんてまるで別物でした。そして、自動車教習所のようなアウトバーンの楽しさは特筆すべきでしょう。また走ってる車がほとんどドイツ製で、レトロなベンツやビートルがかわいいの。あやうく車酔いしそうになりました。
ISS(宇宙ステーション)の窓から迫る地球には、日本列島がうかぶというサービスもあり、客席はおおいに湧きました。
そしてなによりも、皆さんお楽しみの電卓です。ちらっと客席を見たラルフの満面の笑みが印象的でした。・・・お客様はあまり歌っていませんでしたが(歌っててちょっと恥ずかしかったよう)
まるで夢のように楽しいライブでした。彼らの再びの来日を心から楽しみにしています。大阪のライブもぜひ楽しんでください。
UDOのオフィシャルに当日のレポートとセットリストがあります。
http://www.udo.jp/News/201305/index.html#130515

2013年5月15日(水) 赤坂BLITZ
DAY 7 『The Mix』

  • THE ROBOTS
  • COMPUTER LOVE
  • AUTOBAHN
  • RADIOACTIVITY
  • TRANS-EUROPE EXPRESS
  • NUMBERS
  • COMPUTER WORLD
  • HOME COMPUTER
  • POCKET CALCULATOR
  • DENTAKU
  • SPACELAB
  • THE MODEL
  • NEON LIGHTS
  • METROPOLIS
  • THE MAN MACHINE
  • TOUR DE FRANCE 1983 + INTRO
  • TOUR DE FRANCE 2003
  • VITAMIN
  • PLANET OF VISIONS
  • BOING BOOM TSCHAK
  • MUSIQUE NON STOP

小さなコンデジで撮った当日の写真です。場内が暗く、ノンフラッシュなのでぶれています。
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クロスビートはクラフトワークが表紙特集です。
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クラフトワークのMIXのアルバムはこちらです。
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7月のフジロックから復帰ツアーを再開する予定のNINから、ベーシストで、元ジェーンズ・アディクションのエリック・エイブリーがFacebookでツアーからの脱退を宣言しました。トレント様もすぐに了承のコメントを出しています。自らの音楽活動に専念するためだそうです。
・・・どんだけハードなリハやってんだか。聞くところによると、今回のツアーのためにNINは50曲を練習しているそうです。
https://www.facebook.com/ericavery/posts/254048284735038

Eric Avery
its with very mixed emotions i tell you all that im pulling out of NIN. i know. its been a tough call and i don’t know if its the right one. but i really want to focus on my musical life here in la, on film work in particular. as the tour dates kept growing… i just got overwhelmed. i just got home from a year of heavy travel with garbage, the idea of leaving town for another year and a half, and with all the intensity that nails demands… fortunately my friend Trent understands all this and appreciated my pulling the plug now instead of deep into 2013 and 14. go get em gentlemen.

https://www.facebook.com/treznor/posts/4237629399013

Trent Reznor
I / we get it and love you, Eric. While we’re sure going to miss having you along for this adventure I personally cannot wait to hear more great stuff from you…


トレント様がバックボーカルに参加したQOTSAの新ビデオが公開されました。

QOTSAの新譜はこちらです。
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