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マンソンのロシア公演がキャンセルされました。


元々、6月27日のモスクワのフェスティバルと、6月29日のシベリアのノボシビルスクでの公演が予定されていましたが、先に、29日の公演が、約400名に上る市民団体、及び宗教勢力の反対運動に逢い、安全が確保できないという理由で中止に追い込まれました。
広場を埋め尽くす抗議団体。

そして昨日、27日のモスクワのPark Live Festivalで、ヘッドライナーを務めたマンソンが、ステージに上がるまさにその直前になって、当局からライブの中止命令が出されました。
過激派からの爆破予告の電話が原因でした。警察と軍が会場の安全を調べるため、ライブは中止命令が出されました。
数千人のファンが泣きながら抗議しましたが、ライブは再開されませんでした。ステージにはすでに機材が準備されていました。
http://super.ru/news/110975
http://lenta.ru/news/2014/06/27/manson1/

マンソンは悲しみを込めてツイートしています。

我々がパフォーマンスをするまさにその時に、爆破予告は我々のショウを中止させた。
なぜ、人々は音楽がそのような暴力行為のエネルギーを引き起こすと主張するのだろうか?

一方、過激な宗教右派勢力は、マンソン一行の宿泊するホテルにデモを行い、生卵を投げて妨害行為をしました。また、そのことをツイッターなどのSNSで自慢しています。


ニュースを伝える記事です。まさにコロンバイン事件当時の濡れ衣の悪夢の再来ですね。
http://www.afp.com/en/news/russia-bans-marilyn-manson-sadomasochistic-gig
http://www.blabbermouth.net/news/marilyn-manson-bomb-threats-and-protests-force-cancelation-of-two-shows-in-russia/
http://loudwire.com/marilyn-manson-shows-russia-canceled-bomb-threats-protests/
http://rt.com/news/169004-manson-orthodox-moscow-concert/
なお、今回、ツアーメンバーの大幅な交代があったようです。トゥイギーがギターからベースに戻り、フレッドはバンドを離れ、サンオブアナーキーの音楽を担当しているタイラー・ベイツ(予想)がギター、そしてギル・シャローンがドラムを担当する模様です。


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