cat people

マンソンによるボウイのキャット・ピープルのカヴァーが発表されました。


ローリングストーンに、マンソンによるカヴァーを収録したシューター・ジェニングスのインタビューが掲載されています。以下に翻訳します。
http://www.rollingstone.com/music/news/hear-marilyn-manson-and-shooter-jennings-cover-bowies-cat-people-20160218

マリリン・マンソンとシューター・ジェニングスによる、デヴィッド・ボウイの「キャット・ピープル」のカバーを聞こう
曲は、ジェニングスのリリース予定のアルバム、「カウンタック(フォー・ジョルジョ)」、電子音楽の先駆者であるジョルジョ・モロダーへのトリビュート盤に収録される。
ジョセフ・ヒューダックによって、2016年2月18日
シューター・ジェニングスはこの数か月間多忙だった。昨年の夏、彼はマネージャー兼親友のジョン・ヘンスリーを亡くし、その傷も癒えないうちに、1月の、彼の音楽のインスピレーションの源であるデヴィッド・ボウイの死によって、彼はひどく打ちのめされた。彼は、彼のレコード会社を、「世界を売った男」の曲名から「ブラック・カントリー・ロック・メディア」と名付けた。
ジェニングスのリリース予定のアルバム、カウンタック(フォー・ジョルジョ)は、双方の人物に敬意を表しており、その第一は、’70年代の電子音楽のパイオニアであるジョルジョ・モロダーである。2月26日にアナログで、そして3月11日にデジタルでリリースされるカウンタック(フォー・ジョルジョ)――モロダーのカヴァー曲のコレクションををフィーチャーしている――は、ジェニングスとヘンリーが共同で仕事をした最後のアルバムであり、ゲスト・ヴォーカルとして、マリリン・マンソンによるボウイの「キャット・ピープル」のカヴァー・バージョンをフィーチャーしている。
不気味なバラードは、当初、1982年の映画「キャット・ピープル」のサウンドトラックに使われ、ボウイはそれを1983年のアルバム、「レッツ・ダンス」に再編集した。マンソンとジェニングスのバージョンは、不気味なバイオリンとピアノ以外は、よりサウンドトラックのバージョンに忠実である。マンソンによって、彼の不気味なバリトンを曲に加えたことは、素晴らしい発見だったとジェニングスは言う。
「俺はこのバーで彼をパーティーに招待して、こう切り出した、『なあ、あんたはキャット・ピープルを知ってるかい?あんたはこのレコードでそれをやりたいはずだ、きっと素晴らしいだろうからな』」ジェニングスはローリングストーンに語った。「そして彼はこう言った、『俺はステージに行く前に毎晩その歌を歌っている。それは俺のウォーミングアップの曲だよ』と。それで俺は、ある晩の午前3時に、彼の家に、自分の全部のレコーディング機材を持って行ったんだ」
ジェニングスは、完成したヴォーカルが、マンソンのファースト・テイクであったと言う。「俺が一緒に仕事をした全ての人々、常に彼らのパフォーマンスをあれこれと考えすぎて、再編集や、別テイクを取りたがる連中と比べて、マンソンはどれほど凄いだろうか。彼はそれらとは全く違う」と、カリスマ的なメタル・シンガーのリビングルームで彼の声をレコーディングしたジェニングスは語る。「彼の家は洞窟のようで、売春宿のようでもあり、そこでは彼の声が家じゅうに朗々と響き渡った。それはかなり感動的だったよ」
二人のミュージシャンは、彼らのボウイへの愛情において結束していた。ロック・アイコンの死後、マンソンは、彼がロサンゼルスで「疾走のドライブ」の最中に初めて「ダイアモンド・ドッグス」を聞いたことを思い出した。
「俺の郷愁のすべては、すぐに畏怖へと変わった。俺は、彼が、彼の裸の魂を表す仮面として虚構を歌うということを聞いていた。これは、俺の人生を永遠に変えてしまった」と、彼はローリングストーンに回想した。「それは、いまだに、彼が声とギターで描いた映画のサウンドトラックになったままだ」
ジェニングスによると、ボウイが死んだ夜、ジェニングスと彼の妻は、ボウイの「ヤング・アメリカンズ」の「アクロス・ザ・ユニヴァース」の演奏をして彼の友人たちを楽しませていた。その瞬間に、ニュースが発表された。
「俺は眠って、翌朝起きてまずこう思った、『ああなんて事だ、ボウイが死んでしまった!』・・・俺は赤ん坊のように泣いた」と彼は言った。「だが、俺はボウイの歌を歌ったので本当に嬉しいよ」

マンソンの友人であるシューター・ジェニングスは、本来はカントリーのアーティストですが、今回、電子音楽のパイオニアであるジョルジョ・モロダーに捧げるアルバムをリリースして、マンソンがボウイの「キャット・ピープル」のカヴァーでゲスト参加しています。音源はこちらで試聴できます。

アルバムはこちらで予約できます。
Countach (for Giorgio) – Shooter Jennings

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マンソンによるボウイのキャット・ピープルのカヴァーが発表されました。

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