cathedral

カテドラルの東京公演に行って参りました。


今回が最後の来日公演となると告知されていたためか、クアトロの糞狭い会場内はほぼ満員のファンの熱気がうずまいていました。直前まで、クリエイティブマンのサイトでも様々なバンドの公演が放射能への懸念のためか中止となっていただけあって、今回の公演も開催が危ぶまれていました。
スタッフがサウンドチェックを始めて、いきなりマイクをわしづかみにしてデス声でぼーーと吠えたのはご愛嬌でしょうか。なかなかイケメンさんでした。
キーボードのSEに乗って、メンバーが現れました。今回のステージはベースの美形@レオさんがいないというだけで、かなり心理的に落ち込んでいたのですが、リーさんのぽよんとした体形とチャーミングなしかめっ面を見て、そんなことはどうでもよくなりました。
今回、リーさんはよく演奏の合間に座り込んでビール?をあおっていました。前回はもっと歩き回っていたような気もしますが。しかし、いつものパフォーマンスとサービス精神は健在で、口にマイクを突っ込んで(PAが嫌がりそうだけど)でろーんと死体串刺しパフォーマンスをしたり、ぎちぎちにマイクを首に巻きつけてぎゅーんと引っ張って首つりパフォーマンスをしたり、客に拍手させたり、休む間もなく(いや、結構休んでいたけど)会場を盛り上げていました。
そして今回、何よりもお客様がすばらしかったです。管理人はこういうメタルのノリやお約束がまったくわからずにただただ目を点にしていましたが、ラウドな曲でサークルモッシュやダイブをするのはもちろん、どよーーんでろーーんとした初期の曲では、華麗な指さばきでのけぞって恍惚とした表情でダンスを踊っていました、何人かのファンが。すごい。すごすぎる。さすがのビジュアル系やマンソンでもなかなか見られない光景だ。なんて深い世界なんだ、ドゥームって。
ダンスはこういう曲で起こりました。首を後ろにカックンして天をあおいで手首をフワフワするのがポイントみたいです。雨乞いかな?

そして、リーさんも客席にマシンガントークで(英語)MCを盛り上げていました。「俺らを長い間サポートしてくれた日本のファンに感謝するぜ、いまはこんな悪い時期だけど云々」いいえ、ありがとう、とにかく最後に来日してくれてありがとう!見られただけでもうれしいです。
そして鉄壁のリズム隊と超絶技巧のギターはもちろん、かなり声量があったリーさんのシャウトも見事でした。
アンコールのホプキンスはこれ以上ないほどの盛り上がりでした。ああ、なんでこれをラウドパークで見られないんだろう!

セットリストはこんな感じです。

Funeral of Dreams
Enter the Worms
North Berwick Witch Trials
Midnight Mountain
Cosmic Funeral
Carnival Bizarre
Night of the Seagulls
Ebony Tears
The Casket Chasers
Corpsecycle
Ride
Vampire Sun
Hopkins (Witchfinder General)

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