afterhours

サマソニ後の虚脱感がなかなか抜けません。


個人的に今回の収穫を幾つか。
まず大阪の酷暑に負けて駆け込んだソニックで(冷房あるし椅子はあるし)、偶然に始まった65DAYSOFSTATICにびっくり。なんてツボなバンドなのかしらっ。轟音系+美メロ!これはチェックだわー。
http://www.youtube.com/watch?v=KVpwcnLkZeo
そしてトイレに行ったりお茶飲んだりひたすらボーっとしていたら、いきなり会場から歓声とともにえも言われぬコアな音楽が。狂ったように駆け込むと、見たかったMERCURY REVがやっていましたよ。忘れるところだった、あぶねー。
いや、なんなんでしょう、この多幸感は。まさに音の洪水とはこの事ですね。大昔に見たイエモンの(ジャガー期の)ライブにも匹敵するキモ、いえ、気持ちよさに仰天いたしました。ひえーー。音源しか知りませんでしたが、すごいキャラだったのね。猫ジャケしか知らなくてごめんなさい。今後は謹んで信者にならせていただきます。
http://www.youtube.com/watch?v=v10VydxyrSk
そして幕張では、荒ぶる神が降臨したNIN@モッシュピット後の濡れ鼠になりながら、ぐしょぐしょの(靴に水がたまってたし)、絞れば水が出るほど濡れたパンツがケツに張り付いた冷え切った体でやっとたどり着いたソニックで、きわめて心臓に悪い物を目撃してしまいました。
なんかクラフトワークみたいなレトロフューチャーなテロップと人工音声による「世界は終わる」という重々しいご託宣に続き、ゴシックな映像とビートが地味に始まりました。あれ?バンド間違えた?と思ったら、その内に見慣れた(リキッドルームで見たアレがポリゴンになった)リチャード・D・ジェームズの顔が現れました。
コンソールにぽつんと座っているシルエットが果たしてご本人かどうか、現在はどういう容貌なのかは一切不明でしたが、グチャグチャギタギタのサウンドは・・・まさにおなじみのエイフェックスそのものでした。ウィンドウリッカー?カムトウダディ?聞き覚えのあるフレーズと共に、ポリゴンの邪悪なテディベアが踊りまくります。途中で疲労と寒気のあまり、吐き気がしてきたのでリタイアしましたが、どなたか最後まで見届けた方はいらっしゃいますか?私はホテルで熱を出しましたよー。
ところで、そろそろAFX名義での新譜が聞きたいなあ。出ないかしら。
http://www.youtube.com/watch?v=Ti1zAEJL2qQ
飯はそれなりに美味かったし、トイレも綺麗でした。さすがに恥ずかしいので「女性専用パウダールーム」は利用しませんでしたが。暑さで気が遠くなりそうだったので、カキ氷ばかり食って腹を冷やしました。舞洲では砂塵で鼻の穴が真っ黒になりました。豪雨で革のスニーカーと携帯が死にました。治療中の持病の薬を飲むのを忘れました。もう、抜け殻のようにボロボロです。どうしてくれるんですか、面白すぎます、サマソニ。
豪雨のさなかに踊るのは、Rainbow 2000@日本ランド(The ORB)以来の暴挙でした。さすがに、今後は遠慮したいような気もしますが。酒も飲まないで素面で踊るのは辛いなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=iaoPwjZI9Vc


メイナードさんがロラパルーザの客にケンカを売ってるって?(ライターさんの誤解らしいけど)これは仕切りに問題があったのかも。
http://www.spinner.com/2009/08/09/tool-dont-play-nice-with-animal-collective-yeah-yeah-yeahs/
RS誌は、Yeah Yeah YeahsとTOOLがまさに「明暗の究極の対比」であったと評しています。
http://www.rollingstone.com/rockdaily/index.php/2009/08/09/yeah-yeah-yeahs-tools-stunning-spectacles-score-at-lollapalooza/
http://www.youtube.com/watch?v=lezFtsj-lPU



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